竹のサークル作品展

毎年4月、鎌倉駅地下道ギャラリーで竹のサークルの作品展が催される。
どこの公共の展示場より、みてくれる人の数が多い。
楽しく見て頂けるように、花篭には花を生ける。
花は皆に持ってきてもらい権限で僕が生ける。いや〜実はこれが楽しみ。
通りすがりの人の質問に生徒は誇らしげに答える。
「一本の竹をナタで割りながら薄くして.............」
飾り終わって皆でスターバックスでお茶しながらワイワイ話がはずむ。
スターバックスは横山隆一さんの住居跡、とても良い雰囲気で八重桜が満開だ。

サークルは60歳以上が生徒の条件で市の生涯教育の一端、もう20年以上かかわっている。
僕は生涯の趣味として楽しく長く続けられることが一番だと思うようになってきた。
自分のペースでそれぞれ作りたいものを作り、競うことはしない。
田舎の分校は一人の先生が苦手な算数から体操など高学年の生徒に助けられ全教科をみる。
「今日は天気がエエから花見でもしに行かねえか!」
物足りなくなったら卒業していくことになっているけど、
居心地か良いのかなかなか卒業していかない。