月に一度、お酒を飲みながらのカラオケの会がある。
高橋真理子の歌がとても上手いママのいる店に多士済々な方たちが集う。
歳を重ねみんなそれぞれの人生に寄り添ってきた「自分の歌」を懐かしそうに歌う。
照れながら「進駐軍の歌うたいます!」といって「ワンダフルワールド」を
ルイアームストロングばりに歌う人。
「若いおまわりさん」など当時のコミックソングを楽しく聞かせてくれる人。
「うんうん、あったなあこの歌!あの頃わたしはねえ...........」
「オリンピックのまえ?」
「あの歌手まだ生きてる?」
などとオールウェーズ三丁目時代にすぐ戻ることが出来る。
歌うことで青春時代に戻りロマンチックな心を取り戻す。
歌のへたくそな僕は聞きに行くだけでも楽しい。
でもまだ現役の僕は休みがちなので催促の素敵な自筆の絵葉書を送ってくれる人がいる。
その大先輩のTさんは、シャボン玉ホリデーなどテレビの裏から
生でみていた創生時代からのテレビマン。
当時は美術担当だったそうで絵心、詩心、ファッションセンス抜群。
次回歌う歌を絵にしての勧誘はプレッシャー。
僕だけ鑑賞するのはもったいないのでここに載せることにした。
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