灯台下暗し「ホテルニューグランド」に泊まる

      親しいお客様から思いもかけない有名百貨店の旅行宿泊券2枚を頂きました。
      良いことって突然起こるものなんですね。

早速かみさんと東北や伊豆の温泉地を抑えて、山梨の温泉に予約を入る。
地図や時間表を眺めワクワクしていたが僕が風邪を引いてしまい、やむなくキャンセル。
暮れに近づけば仕事が忙しくなるため、いろいろ迷った末に「そうだ!横浜にいこう…」
一番近くの旅行、横浜「ホテルニューグランド」に泊る。これが大正解。
マッカーサー、チャプリン、デマジオ&モンローなどなどが愛したあのクラシックホテルなのだ。
横浜に詳しい友達Sさんが面白がって旅行計画を立ててくれる。
12月11日月曜日 快晴 メダカに餌をあたえ店を閉め、お昼ごろ家を出発。
まず、大船から根岸線で石川町駅に降り、あの元町商店街へ。
商店街とはいえ、歳末大売り出しののぼりや揚げたての総菜コロッケの店などはない。
有名ブランド店、宝飾、カバンなどしゃれた店ばかり。
かみさんに歩みを止めさせないよう先をどんどん歩きながらの、ウィンドウショッピング。
山手西洋館、港の見える公園、外人墓地などはまたの機会にして横浜港に向かう。
港に隣接した山下公園前にある「ホテルニューグランド」を確認し、桟橋に留まる豪華客船や
レインボーブリッジを眺めながらの公園散策。
公園内の異人さんに連れられて行っちゃった、赤い靴を履いてた女の子が可愛かった。
夕方ホテルチェックイン。
クラシックでいて清潔感のあるたたずまい、新旧のバランスがここちよい。。
部屋は海の見える最高のロケーション、窓から氷川丸が見える。
夕食はあの横浜中華街がすぐ近くにある。友人のなじみの店で「酢豚」「エビのなんとか炒め物」
「上海やきそば」「シューマイみたいなやつ」に生ビールという豪華ディナー。
街はクリスマスのイルミネーションにあふれ、ほろ酔いで散歩しながらホテルに戻る。
友達の「ホテルの冷蔵庫は高いから開けるなよ」の忠告に従い、持ち込んだウィスキー、いかくん、
ピーナッツ、みかんを取り出し二人で宴会。
飲みすぎ、おかげで風呂にも入らず寝てしまった。

翌日も快晴!窓からの海の眺めも、銀杏並木も名画のよう。
選んだ和食の朝食の美味しかったこと。
歴史のあるホテル内の展示物など時間をかけて見学、ゆっくりのチェックアウト。
みなとみらい都市の建物群と古い佇まいが素敵に調和したこの辺りが「ヨコハマ」だったんだ。
黄色い葉を落としかけた街路樹を踏みしめながら関内駅へと向かう。こうして横浜の旅は
終わった。

今年一番のサプライズ!Mさん、本当にありがとうございました。