正月休みにカミさんとベトナムとカンボジア
に行って来ました。


エキゾチックで美しい景色、美味しく珍し
い食べ物、時々現れる戦争の傷痕が旅情
をほろ苦くさせる。

ボブ デユランの「風に吹かれて」が頭
の中に流れてくる。

今、又アメリカは同じ道を行こうとしてい
るのだろうか。

アンコールワットの遺跡は想像以上の
スケールで広大な風景の中に溶け込んで
いてその迫力に圧倒された。
現地のガイドさんが丁寧にその歴史や
背景を教えてくれる。

みんな、一所懸命にガイドさんの話を
聞いている。

僕の頭では覚えきれないので、途中か
ら聞くのをあきらめた。

最後の日、まじめなガイドさんが「教え
たことを今からテストし、50点以下の人
は飛行機に乗せません」などと、もしも
言われたら間違いなく僕は日本に帰れな
かったことでしょう。

貧富の差はまだひどく、なぜか貧乏の方
の水上生活者見学もオプションに入って
いた。

ガイドさん曰く『カンボジアが良くならな
いのは、シアヌーク殿下のせいで、彼は
自国に住んでいなく、北京や北朝鮮の
別荘にいて、たくさんの奥さんとこども達
は贅沢にヨーロッパでくらしている』のだ
そうだ。うらやましい!


現地の人たちは皆スリムで軽やかな体形
で、メタボの人などいない。シアヌーク
一族だけが例外かもしれない。

こどもの眼がとても良い。


どちらの国も街中オートバイだらけ。排気
ガスを撒き散らし、空気は悪いがしかし
活気がある。

日本や中国の企業進出が目立つ。

後進国がこの勢いで近代化が進めば
「地球の温暖化は止められないだろう
なあ」が悲観的実感。




携帯必需品はパスポートと「マスク」ですよ!