命の灯 命の奏

   「昼間は観光客で賑わう鎌倉も夕暮れ時には静寂に包まれる。
   今宵、幾千もの灯火が鎌倉の星月夜を照らす。
   人の命は灯火の如く、時には燃え盛り、時には穏やかに揺れ
   時には人の苦しみを和らげ、そして静かに消えてゆく。
   和の象徴である竹に光を灯し静寂を彩る。
   都会の喧騒から一歩離れた鎌倉でいのちの灯に包まれながら
   いのちの奏でに耳を澄ませてみませんか?」(パンフレットより)

    平成21年6月6日(土)〜8日(月)鎌倉 妙本寺にて

鎌倉と近在の日蓮宗のお寺より「立正安国論」奏進750年記念行事を
演出する竹灯篭作りを頼まれる。しかも5000個。

最初は「何とか断ろう」とばかり考えていたのですが、試験的に100本
作り妙本寺に点灯。
まさに幻想的な世界がそこに出現しました。
妙本寺は広い自然に囲まれ、とても由緒あるお寺です。
うっそうとした木立のなか、長い参道、石段、山門、そこに5千本の
光の帯を想像したとたん胸が震える思いでした。

「これはやるしかないな、なんとしても実現させたい」

その後は、助けてくれる仲間や竹を提供してくれる処、作業場、倉庫を
気軽に貸してくれる人などに、後押しされての作業でした。

いよいよ、まじかに迫ってまいりました。

6月6日〜8日の三日間たそがれ時に点灯します。
天気だけが心配です。(あ〜雨が降れば当然中止)なにしろ蝋燭の光。

最悪、一日でも実現できたらと祈る思いです。

8日はテノール歌手の新垣勉さんやシンガーソングライターのより子さん
などによる「いのちの奏で」コンサートも行われます。(無料)

ぜひ、ぜひ!見にきませんか。
見に来ていただいた方にも点灯していただけたらと思っています。
          (感動保障付)