鮎の塩焼きの串

 

鮎解禁の季節になると、毎年竹串の注文をしに来る人がいる。
最初は料理屋さんかな?と思っていたらそうじゃないという。
じゃあ、釣り人だ、と想像したら違っていた。

「友達を集めてワイワイやるのが楽しみなんだ」

「どんな場所でどんな風に焼くのか写真を見たいです」
とおねだりしたら写真を届けて頂いた。

由比ガ浜の素敵な日本家屋に暮らしていて、畳一枚ほどの
囲炉裏が切ってある。
鮎は近くの料理屋から取り寄せるのだそうだ。

鮎を焼く五徳は炭を縦に立てられるようになっている。
質の良い備長炭はそのまま4時間は持つという。

鮎をほおばり日本酒で赤くなった皆の笑顔が楽しそうだ。
さぞ、皆さん美味しかったことだろう。

鮎でなくて、イワシでも良いから参加したいねえ。