竹の衣紋掛け

埼玉の平山さんから竹の衣紋掛けの注文を頂く。

お寺の住職をされていて、衣を掛けるのに
竹製が使い慣れていて具合がとても良いそうだ。

僕のホームページを見たからと、初めての電話だった。
「フォト日記も読みましたよ」で、もう友達気分。
見本も送ってもらう。
早速、産地に連絡したら今は作ってないとの返事。
「ああ、こうして又竹の名品雑貨が消えていくのか」
見本があるので、挑戦することに。
竹を削り、火で曲げ、ペーパーを掛ける。
完成品に焼き印を押してみたくなり、急きょ作ってもらい押す。
「うん、なかなか良いぞ」
20個出来たけど手曲げなので微妙に曲げ角度が違うが、
ひとつずつ使うものなので良しとする。
平山さんに完成と遅くなったお詫びの電話を入れたら
「全部、頂きます」との言葉。
このキャッチボールが嬉しい。
平山さん、有難うございました。