ゴーヤを育てる

この夏はゴーヤがモテた。
室内の温度を下げる緑のカーテンとして脚光を浴びた。
花屋さんの苗売場でも主役、どうどうと誇らしげだった。
緑のカーテンなら、朝顔だって、へちまだって、ひょうたんだって
と云う声も聞こえるが、何てったってゴーヤは食べられる。
にがいところが、体に良いような気がする。
正に、この夏にふさわしい植物なのだ。
今年の流行語大賞に「ゴーヤのカーテン」がノミネートされるかも....。
僕もさっそく苗を2本買ってきて植える。
農業のプロに育て方を聞いたら「堆肥さえ与えたら、そんなものほっといても育つよ」
という冷たいアドバイス。
それでも毎日水やりや、つるの巻きつき指導(?)に愛情を注ぐ。
7月には可愛い実をつけ始めた。
あまり可愛いので名前を付けて楽しんだ。
「ごーやよい子だねんねしな」
一郎〜八郎まで付けたところ、まだどんどん実をつけるので呆れて付けるのはやめた。
自分で育てたゴーヤはあまり苦くなく、色々な料理で美味しくいただく。

この夏はゴーヤのお陰で健康で元気に過ごせるはずです。