夏も終わりなのに、若者たちは夏を惜しむかのように浜辺に集う。
ここに棲みついているような若者達の焼け過ぎたは肌が夕日に光る。
海の家からのディスコミュージックにあわせて、渚で踊るシルエットが綺麗でまぶしい。
夏の湘南海岸は裸の若者の熱気と喧騒と熱い日差しがセットになっていて、長くは居たたまれない。
おじさん(僕)は、残りの生ビールを急いで飲みほし、海と若者たちに背を向け 一人ギーコギーコ(自転車)家路につくのでした。