初日の出  2019.1.1

大晦日の紅白歌合戦で西野カナという歌手の「トリセツ」という歌を聞いていて
いい歳でくたびれた僕のトリセツ「取り扱い説明書」も替え歌にしておくと面白いかも・・・
などと思っている間もなく、今年もお酒が効いてきたのか途中で寝てしまった。

おかげで元旦の朝、早く目が覚めてしまう。
「そうだ久しぶりに初日の出を見にいこう!」
そっと家を抜け出し、さて、どこへ行こうか・・・・・・
まずは鎌倉と横浜の境にある小雀給水場の高台に行く。
明るければ、左はランドマークタワーから三浦半島まで見える。
どうやら知る人ぞ知る初日の出詣でのメッカらしく、暗い中、車や人が集まって来ていた。
新年早々、出来たての汚れない新鮮な冷たい空気が心地よい。
雲の多い空を見上げ待つこと一時間、雲と山並みの間から、オレンジ色の光の矢が放たれた。
手を合わせる人、肩を寄せ合うカップル、子供を肩車のお父さん・・・・・・。心に祈る・・・・・・。


「混んでるだろうけど、行ってみよう」と近くの江の島へ。
まだ、初日の出の名残りが海に映えて美しかった。
行ってよかった。
でも車で島を脱出するのに三十分もかかってしまった。

家に帰って「若い人も早起きして江の島神社へ初詣でなんて見直したよ」
と云ったら「若い人は徹夜に決まってます。体力と好奇心があるんですよ」
だって! 「その通り!」