煤竹の色紙がけ
丸山先生から、色紙がけの注文を頂く。
先生は茶道の先生で、九十ん歳で颯爽と現役。お弟子さんも、 ファンも多い。
先生のイメージを重ね、素材は煤竹と決める。
煤竹はかやぶきの屋根の中で百五十年以上も 煤煙でくすぶらせたもので、竹本来の光沢に時代のさびが染まって、 磨くと高雅な色艶を発して実に美しいものです。
先生のご健勝は皆の願い(僕も末席の弟子)