生け花インターナショナルのワークショップ

生け花インターナショナル鎌倉支部の皆さんに、葛のつるの花かご作りを
教えてきました。
この会は外国の方と生け花を通じて文化交流をはかるという、素敵な会で
世界60カ国165支部あるそうです。

当日、鶴岡八幡宮の「なおらい殿」に64名の会員の熱気があふれました。
何とか全員かごが出来上がり、用意されていた花を生けて修了。
通訳していただいた方や僕の助手の人達のおかげで楽しい一日になりました。

葛はマメ科の多年草で、秋の七草としてしられ、今やいたる所にあって、
他の木に絡み付いてその木を枯らすといって嫌われていますが、
根からは風邪薬の葛根湯やくず粉が出来、繊維はくず布になります。

素朴な葛のつるのかご作りは、冬の遊びにもってこいですね。

美食家の魯山人は納得のいく料理を盛るために、自ら陶器を作るように
なったとか。
さすが生け花に関心のある会なので、皆さんイキイキと思い思いのかご作りに
熱中、満足していただき、 教えがいががありました。